以新伝心 決算説明会参加レポート~堀場製作所~
2026.03.19 (木)
当記事は毎月、アイザワ証券投資情報サイトに掲載しているアイザワ・グローバルマンスリーより抜粋しております。
決算説明会参加レポート~堀場製作所~
京都は、任天堂、京セラ、ローム、ニデックなど個性的で世界的に存在感がある企業の発祥の地だ。今回、取り上げさせて頂く堀場製作所(東証プライム:6856)は1945年に京都で創業した分析・計測機器の総合メーカーで、グループ従業員は8955人である(2024年12月31日現在)。かつての収益の柱は自動車エンジンの排ガス測定・分析装置だったが、自動車がエンジンから電気にシフトするなか、新たな収益の柱として台頭しているのが半導体事業である。半導体事業はガスの流量を高精度に計測・制御するMFC(マスフローコントローラー)が主力製品で、世界シェアはトップ、今年春に福知山工場が本格稼働することによって、MFCの国内生産量は従来比3倍に拡大する計画となっており、成⾧ドライバーとして期待される。今回は東京支店で開催された2025年12月期のアナリスト向け決算説明会の状況をお伝えしたい。
東京支店はJR御茶ノ水駅から徒歩6分
静寂なエリアにたたずむ東京支店
堀場製作所の東京支店は、複合再開発で誕生した超高層レジデンス「ワテラスタワー」の道路を挟んだ真向いで、JR御茶ノ水駅から徒歩6分の立地である。御茶ノ水は駅前に順天堂、東京科学大学(旧東京医科歯科大学と東京工業大学の統合で誕生)が付属病院を構える大病院エリアとしても知られる。2025年12月期のアナリスト向け決算発表では、最初に堀場会⾧兼グループCEOから挨拶、次に足立社⾧から決算実績について発表がおこなわれた。
堀場会⾧兼グループCEOのご挨拶
売上高、営業利益は過去最高
決算内容は、2025年12月期は売上高、営業利益は過去最高、続く2026年12月期の会社予想も過去最高を更新見通しと堅調だ。なぜ好調ではなく堅調という言葉にしたかというと、2024年2月に発表した中⾧期経営計画「MLMAP2028」では、2028.12期に売上高4500億円、営業利益800億円を掲げている。この計画に対し、足元の状況は水素関連ビジネスの不振でやや出遅れの印象だからである。もっとも、MFCを軸とした半導体事業の成⾧ポテンシャルは高く、今後の成⾧期待は高まるとみている。
足立社⾧からは決算実績について説明
※「以新伝心」は、新しい出来事に着目し、心に伝えることをコンセプトにしたコラムです。投資の推奨を目的としたものではありません。
※写真はすべて筆者が撮影したものです。
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