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【旅ログ】ベトナム独立の聖地 ディエンビエンフーを訪ねる<後編>

2021.12.15 (水)

ベトナム

週刊ベッター

【旅ログ】ベトナム独立の聖地 ディエンビエンフーを訪ねる<後編>

【旅ログ】ベトナム独立の聖地 ディエンビエンフーを訪ねる<後編>

ディエンビエンフーでのフランス軍との戦闘

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ベトミン軍は旧日本軍の大砲や旧ソビエト連邦や中国から提供された大量の武器・弾薬をベトナム北部各地から寄せ集め、フランス軍陣地を包囲。そして3月13日から戦闘を開始し、56日間の包囲戦の末、5月7日にフランス軍の要塞を陥落させました。

この戦闘でフランス軍部隊は少なくとも2,200人が戦死し、1万人以上が捕虜となりました。ベトミン軍は8,000人が戦死し、15,000人が負傷したと言われています。この一戦は、その年の7月に締結されたジュネーヴ協定に大きな影響を与え、フランスのインドシナ半島からの全面撤退へとつながる大きな一歩となりました。

ビクトリーモニュメント

2004年に戦勝50周年記念に建てられたモニュメントです。ディエンビエンフーを一望できる眺めのいい場所にあります。超巨大な金属製モニュメントは、ディエンビエンフーの戦いでフランスの要塞を陥落させた兵士がモデルと言われています。

誇らしい表情で大きなベトナム国旗を振り、子供が万歳をしているのが印象的です。入り口付近には、戦況が石彫刻で表現されています。ベトナム北部からたくさんの兵隊が重装備を運搬している様子、多くの犠牲者が出たこと、フランス軍の捕虜をとらえた様子が描かれていました。

戦争記念館(戦場)

ディエンビエンフーの戦いの中心地となった丘が記念館として保存されています。

戦い歴史博物館

戦闘の状況を再現した人形やジオラマ、当時使われていた物が保管されていて、ショートムービーもあり、歴史的な背景や当時の戦況を映像と音声で学ぶことができます。

ディエンビエンフーの宿泊

三ツ星ホテル「PHADINH HOTEL」に宿泊しました。

ディエンビエンフーのバスターミナルの通り向かいにあるこのホテル、Booking.comでは評価8.75階の2ベッドルームで一泊410,000VND。部屋からの眺めも良く、満足!

界隈には山岳民族が多く住み、レストランやマーケットで働いています。外国人観光客が多く訪れるため、ホテルやタクシー、レストランでは比較的英語が通じます。

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT
https://vetterbusiness.com/

ライター

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ベトナムメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)が運営する、ベトナムビジネス&生活情報ウェブサイトです。2010年創刊の無料週刊誌『週刊ベッター』は、現地で最も読まれている日本語紙媒体として定評があり、毎週5,000部を発行。ハノイ、ホーチミン市の日系企業や主要施設、レストランなどに設置され、現地在住の日本人の方々に広く親しまれています。

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