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ベトナム便り Vol.6

2023.12.29 (金)

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ベトナム便り Vol.6

ビンホームズ

Xin chào!JSI研修生の伊藤と前原です。ベトナムに来てから2ヵ月ほど経過しました。

JSIは今年7月に移転し、現在は首都ハノイにある「Capital Place」というビルにオフィスを構えています。同ビルの隣にはビンホームズ(VHM)が運営しているビンホームズメトロポリスという複合施設があります。

今回は同社が運営しているビンホームズメトロポリスとビンホームズオーシャンパークを巡ってきたので紹介したいと思います!

本題に入る前に、現在JSIがオフィスを構えるキャピタルプレイスを紹介します。写真1、2が外観とレセプションエリアです。同ビルは三菱地所が海外アセット事業として携わっており、キーエンスや三菱UFJFGなどをはじめとした日系企業も入居しています。それに伴い、日本人が多いためか周辺には日本製品を取扱うスーパーもあります。

ビンホームズ(VHM)について

ビンホームズ(以下、同社)はコングロマリット(複合企業)であるビングループ(VIC)傘下の不動産企業です。中高級層向けの住宅を中心とした複合施設不動産の開発、販売、管理を行っています。同社はベトナムで人口の多い都市や地方など利便性の高い土地でプロジェクトを手掛けています。2018年にホーチミン証券取引所に上場しました。

ビンホームズメトロポリス

ビンホームズメトロポリスはマンション3棟・オフィスビル2棟・ビンスクール・ビンコムセンター(商業施設)から構成される延べ3.5ha(ヘクタール)の複合施設です。周囲には日本大使館や韓国大使館、学校や病院、ホテル、娯楽施設など様々な施設があります。

ビンコムセンターの中には、マサングループ(MSN)が運営するウィンマートをはじめとしたベトナム企業や映画館に加え、ユニクロや無印良品、丸亀正麺などの日系企業も出店しています。

ビンホームズメトロポリスの無印良品はハノイでの1号店です。開店当日は、営業前から並んでいる利用客の列がモールの出口まで及んだそうです。

ベトナムでは日本から輸入したお菓子などは通常2~3倍の価格で販売されている場合が多いです。無印良品は商品にもよりますが4割増し程である為、良心的な価格設定となっています。

同商業施設は他の商業施設と比較すると日本語を目にする機会が多いと感じました。中には「こんにちは」や「いらっしゃいませ」と挨拶してくれる従業員もいました。それだけ、多くの日本人が利用しているんだと思いました。

お昼休憩の時間に丸亀正麺を利用してみると、オフィスや学校など、様々な施設にアクセスが良いためか、平日のお昼でも多くの人で賑わっているだけでなく、日本語で会話をしている声も聞こえてきました。日本語が聞こえてくると、他にも同郷の仲間がいると感じ、安心しました。

「ぼてぢゅう」も出店していました。大阪のソウルフードをベトナムでも楽しめます!BOTEJYU GROPEはベトナムで9店舗・日本で54店舗展開してます!

ビンホームズオーシャンパーク

ビンホームズオーシャンパークは、ビンホームズが開発を進める大規模な不動産プロジェクトです。2021年に建設が完了しました。

オーシャンパークの総面積は約420haほど。東京ディズニーランドの総面積(約51ha)と比較すると約8倍の敷地面積を誇ります。

敷地内には人工ビーチがあります。訪れた日は人工ビーチの点検・整備のため近くまで足を踏み入れることができませんでしたが、休日となれば同施設の住人のみならず、観光客も多く訪れ賑わう場所となりそうです。

大規模な複合施設の中に広がる開放的な人工ビーチの建設はビンホームズが手掛けるプロジェクトの中でも注力されている事業の1つになります。白い砂浜にヤシの木、さらに青い海水湖を目の前にすると、実際にリゾート地に来たような感覚になります。

テナント向けと思われる建物の一部には店舗が入っており営業が行われています。しかし、外観は完成しているものの、店舗が入っていない建物も散見されました。

ハノイ市内を流れる紅河にかかる橋。首都ハノイと各地方を結ぶ重要な橋となっています。

観光名所とされるホアンキエム湖などの市内中心部までは車で約30分ほどです。将来的にメトロの開通などインフラの整備が進んでいくことを見込めば、来場者数の増加、それに伴いテナントの需要も増えてくるのではないでしょうか。

街中で多く目にするビングループ

実際に街中を散策してみると、ビングループが提供するサービスや製品を多く見かけます。

以下の写真はビンファストのEV充電ステーションになります。写真を撮っている間も同社の自動車やタクシーが次々と利用している様子が見られ、想像以上に電気自動車の普及が進んでいる印象を受けました。

以下の写真はビンバス、ビンコムメガモールとなります。ビンバスは定期的に走行しています。敷地内を周回する路線やハノイの市街地まで走行する路線もあります。そういった点からも観光客の増加が期待できそうですね。

ライター

JSI研修生

アイザワ証券

JSI研修生

アイザワ証券の若手社員がベトナム現地グループ会社「Japan Securities Co., Ltd.(JSI)」での研修中に学んだことや現地で見たベトナムの文化についてご紹介します。

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