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親戚に渡すお年玉の相場はどのくらい?金額の決め方や金融経済教育への活用も解説!

2025.12.19 (金)

アイザワ証券

アイザワ投資大学 編集チーム

親戚に渡すお年玉の相場はどのくらい?金額の決め方や金融経済教育への活用も解説!

お正月に欠かせない習慣のひとつがお年玉です。特に親戚の子どもたちに渡す場合、相場や渡し方のマナーで悩む人は多いのではないでしょうか。

本記事では、お年玉の由来・相場から、金融経済教育への活用まで幅広く解説します。また本記事の内容は一般的な見解によるものであり、お年玉を渡す範囲や基準は家庭によって異なります。最終的な判断は家庭内や親族と相談しましょう。

お年玉のはじまりとその由来

お年玉はもともと歳神様へのお供えものである丸餅を家族や使用人などに分け与え、その一年を健康に過ごせるようにと祈る風習が起源とされています。昔はお餅や縁起物を配っていましたが、時代の変化とともに現金へと移り変わりました。現在では、新年に親戚や身近な子ども達へお金を渡してお祝いする形が一般的です。

こうした歴史的背景を知ると、お年玉は単なる金銭のやり取りでなく、新年の挨拶と併せて子どもの成長を願う意味が込められていることが分かります。お正月に顔を合わせる機会が多い親戚だからこそ、丁寧に気持ちを伝えることが大切です。

お年玉を渡す範囲は?

自分の子どもだけでなく、兄弟姉妹やいとこの子どもにも渡すケースは多くみられます。しかし、親戚の関係が広がるとどの範囲まで渡すべきか悩むということもあうかもしれません。範囲に迷う際は、普段どの程度会っているかを参考にすると良いでしょう。顔を合わせる機会が少ない遠方の親戚には、無理して高額を渡すよりも気持ち程度の金額にする家庭もあります。

一方で、毎年正月に必ず集まる親戚には、きちんと用意をしておくのが無難ですが、無理をしすぎると金銭的負担が大きくなるので、家計を圧迫しない範囲で考えることが大切です。もし親戚内で一律の取り決めをする場合は、前もって相談し合うこともよい方法です。

年齢別に見るお年玉の相場一覧

お年玉を渡す年齢は、小学校入学前から大学生・専門学生までと学生を対象にするケースが多いようです。小さな子どもには少額で渡し、年齢が上がるにつれて増やしていく家が一般的です。はっきりと「いつまで」と定めるのが難しい場合は、子どもが就職したらお年玉を止める、あるいは卒業祝いに切り替えるなど、ポイントを決めておくとスムーズです。

それでは年齢ごとのお年玉の相場を見てみましょう。しかし年齢別相場はあくまで目安にすぎません。家庭の経済状況や親族間で相談しあったりして、柔軟に対応しましょう。

~幼稚園児(未就学児)

まだお金の価値を理解しきれない場合がほとんどのため、500円~1,000円程度が目安とされる傾向があります。特に、親戚の集まりで赤ちゃんや未就学児に対して高額を渡す必要はありません。むしろポチ袋を通じて「正月のご挨拶」という気持ちを伝える程度で十分です。

小学生

小学生になると、学年で使い道や金額に対する感覚が少しずつ変わってきます。低学年は1,000円~3,000円、高学年は3,000円~5,000円を目安とする家庭が多いです。また、小学生くらいになると本人もお金の貴重さを感じ始める頃合いです。お年玉を何に使うかを考えさせることで、少しずつ金銭感覚を身につける良い機会になります。

中学生

中学生は思春期に入り、友達との付き合いや部活動など、お金が必要な場面が増えてくる時期でもあります。そのため、5,000円程度を基準にする家庭が多いです。子ども同士の比較が盛んな年頃なので、近所の友達同士で金額の話題が出ることもあります。極端に高額を渡してしまうと、周囲とのバランスを崩す可能性があるので注意が必要です。

本人もお年玉の使い道を具体的に考えられる年代なので、学業に必要な道具や習い事に使うなど、賢い使い方をアドバイスしてあげると良いでしょう。

高校生

高校生になると、アルバイトができる場合もあり、金銭的な自立の初期段階に差し掛かります。5,000円~10,000円程度が主流ですが、部活動や受験費用を考慮して多少上乗せするということもあります。また、交通費や部活動費など出費が増えるため、一律で決める家庭もあれば、必要経費を補填するように渡す家庭もあります。

高校生は大人の一歩手前でもあるため、お年玉を渡す際に金銭管理のアドバイスを添えるのもおすすめです。実生活で使うお金が増える分、しっかりとした考え方を持てるようサポートしてあげましょう。

大学生・専門学生

大学生や専門学生になると10,000円前後のお年玉が多くなります。一方で、既にバイト等で収入を得ている子どももいるため、渡すかどうか迷う人も増えてきます。就職準備や学費負担が大きい時期でもあり、家庭ごとに支援の方法が異なるのが実情です。生活費を一部負担するように渡す家もあれば、あくまで祝い事としての意義だけを重視する家もあります。もし就職が決まっている子どもがいれば、お祝いの意味合いを込めて最後のお年玉とする例もあります。

相手との関係性で金額は調整しよう

血縁や親しさの度合いによって、お年玉の金額をどう変えるかを考えてみましょう。

お年玉の金額は、血縁関係や親しさによっても調整が必要です。お祝いの気持ちを伝えることが第一ですので、相場にとらわれすぎず、相手が素直に喜んでもらえる範囲を考えてみてください。

孫へのお年玉は可愛さも相まって、高額になりやすい傾向があります。しかし、金額が大きすぎると子ども自身が扱いに困ってしまうこともあります。子どもの将来のために上乗せして渡すこともありますが、必ずしも金額がすべてではありません。一緒に食事に行ったり、体験をプレゼントしたりという形も一つの手段です。

甥や姪の場合、自分の子どもと同年代であればほぼ同じ金額を渡すのが一般的です。年齢差や学年差に応じて調整するなど、バランスを保つための工夫が必要になります。また、親が子どもへ進学先や目標を聞いておき、必要な出費を見越して調整する例もあります。金額に振れ幅が出やすい関係性だからこそ、「我が家ではこれくらいにする」という基準を持っておくと安心です。

金額に迷ったときの決め方

相場はあっても、実際にどのくらい渡せば良いのか迷う場合に使える具体的な決め方を紹介します。

お年玉の金額を決める基準は十人十色です。そのため、「こうすれば絶対に正しい」という答えはなく、家庭や子どもの事情に合わせた方法が重要になります。

年齢を基準に計算する

シンプルなのは年齢を一定の金額で掛け合わせる方法です。たとえば、「年齢×500円」や「年齢×100円」など、基準を設定さえすれば計算がすぐに終わります。毎年決まった計算式に当てはめるだけで済みますし年齢が上がれば自然と金額も上がるため、子どもも納得しやすいでしょう。

学年で区切る・一律で渡す

小学生から中学生、高校生から大学生へ進学したタイミングで金額を上げる方法もよく用いられます。進級や進学はお祝いもしやすい節目でもあるためです。また、学年を問わず一律で渡す方法も子ども同士の比較を避ける上で便利です。しかし、あまりに年齢差がある場合は不満や不公平感が出やすい点に注意が必要です。

年始に会えなかった場合はどう渡す?

年明けに親戚が集まるタイミングに都合がつかず、後日会うことになった場合は、そのときに渡して問題ありません。少し時期がズレても、お年玉としての意味合いは十分成り立ちます。

どうしても直接会えない場合は現金書留で郵送する方法もありますが、手数料がかかる上に相手に負担を感じさせることもあるので、事前に相談してからが良いでしょう。タイミングが合わず申し訳ないという気持ちがあるなら、メッセージカードや手紙を添えて「今年もよろしく」という言葉を伝えると、温かさがプラスされます。

お年玉による金融経済教育

子どもが自分のお金の使い方を学ぶ最初のステップとして、お年玉は大きな役割を果たします。ただ手元にお金があるだけでなく、そのお金をどう管理し、何に使うかを考えさせるチャンスです。将来に備える…といった意識を少しずつ身につけるきっかけにもなります。

使い道は子どもの判断に任せる?

お年玉を受け取った子どもに具体的な使い道を提案するか、それとも自由に使わせるべきかは意見が分かれるところです。自由にさせることで自主性を育てるメリットがありますが、全額すぐに使ってしまう可能性もあります。大まかなガイドラインを提示しつつ、最終的な選択は子どもに委ねると、成功・失敗を含めてお金の大切さを実感する機会になります。または比較的まとまった額を貯金に回すことで、目標額が貯まる楽しさを実感させるのも効果的です。

家計管理やお小遣い帳を教える機会に

お年玉の出入りを記録するためにお小遣い帳をつけると、入金と出金のバランスが可視化され、自然と家計管理の概念を学べます。

毎日使った金額や何に使ったかを書き出すだけでも、自分の支出を振り返るきっかけになります。小さいころからこうした習慣をつけておくと、大人になっても家計管理がスムーズです。

キャッシュレスや電子マネーの活用

時代の変化とともに現金ではなく電子マネーやアプリで渡す方法も増えています。遠方に住んでいて直接会えない場合や、子どもがスマホ決済に慣れている場合など、取り入れやすいメリットがあります。一方で、キャッシュレスへの抵抗感がある人もいるかもしれません。どちらにしても、相手が快く受け取れるかどうかが判断基準になるでしょう。

子どもの金融リテラシーを引き上げる意味でも、電子マネーの使い方を一緒に確認するなど前向きに活用してみるのも手です。

まとめ

親戚の子どもたちに渡すお年玉は、金額やタイミングなど悩む点が多いイベントです。お年玉は新年のご挨拶とともに子どもの成長をお祝いする大切な文化でもあります。家族や親族、さらには友人の子どもにも思いやりのある対応を心がければ、お年玉の金額だけに振り回されずに済みます。

あくまでも相場感は一意見にすぎません。ルールに拘らず、気持ちよくお正月を迎えましょう。

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