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Le Mat村で「コブラ」を喰らう!※閲覧注意(前編)

2021.11.15 (月)

ベトナム

週刊ベッター

Le Mat村で「コブラ」を喰らう!※閲覧注意(前編)

Le Mat村で「コブラ」を喰らう!※閲覧注意(前編)

ハノイ郊外にコブラを食べさせてくれる村があるとの情報をキャッチ。猛毒で知られるコブラを食べられる機会はそうそうない。どんな味なのか?そして滋養強壮効果が高いのか?期待と不安を抱きつつ、取材班は現場へと向かった。

<旅の総評>

行きやすさ★★★★★
記憶に残る度★★★★★
社会科見学度★★★★
美味しい度★★★

コブラを食す!

コブラを食す今回の企画。ネットで調べ、ベトナム人への聞き込み調査から、Le Mat村の「Nhà Hàng Xuân Chu」というレストランでコブラのフルコースをいただけるという情報を得た。「コブラのフルコース」というパワーワードに全会一致で取材が決定する。

レストランは田舎の大きな邸宅を改装した作りで、高級感となぞのダンジョン感がある。「中庭でコブラをさばくのが見られますよ」ということで行ってみると、麻袋からコブラが勢いよく飛び出してくる。長さは1.5mくらい、まるまると太っていて迫力満点!

コブラはかま首を持ち上げると「シャー!」と威嚇してくる。手慣れた店員が、頭をギュッと捕まえ、テーブルの角でコブラの歯をへし折る。噛まれても毒が出ないようするための安全対策のようだ。

次に、胴の真ん中にナイフを入れて、心臓や胆嚢を取り出し、そしてウォッカの入ったグラスに血を注ぎ始める。この一連のヘビさばき(?)は、脳裏に焼き付く衝撃的な光景だった・・・。

テーブルに戻ると、切り離されてもドクドクと動いている心臓を生のまま丸呑み。次にウォッカと混ぜた胆汁と生き血を少しずつ飲み干す。精力がつくとのことだが、飲むのに覚悟が必要なのは、言うまでもない。

続いて、スープ、炒め&揚げ料理、骨の唐揚げなど、8品のフルコースが供された。

肉は筋肉質で想定通りの歯ごたえ。5人でテーブルを囲んだが、肉の量が多く、食べきることはできず。(正直に言うと、箸が進まなかった)

重量約2.4キロで300万ドン(調理代込み)というなかなかの値段。これだけは言っておきたい。決して「絶品」といえるものではない。滋養強壮ディナー、そしてエンタメの一つと肝に銘じて訪問してほしい。

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT
https://vetterbusiness.com/

ライター

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ベトナムメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)が運営する、ベトナムビジネス&生活情報ウェブサイトです。2010年創刊の無料週刊誌『週刊ベッター』は、現地で最も読まれている日本語紙媒体として定評があり、毎週5,000部を発行。ハノイ、ホーチミン市の日系企業や主要施設、レストランなどに設置され、現地在住の日本人の方々に広く親しまれています。

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