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職場体験 周南市立住吉中学校

2021.10.15 (金)

アイザワ証券

周南支店

職場体験 周南市立住吉中学校

アイザワ証券は地方創生の一環として、地域の金融機関や教育機関などと連携しながら、金融リテラシー教育やインターンシップなどに意欲的に取り組んでいます。

9月15~16日、山口県の周南市立住吉中学校の生徒の皆さんを受け入れ、2日間にわたって職場体験を実施しました。地域の金融能力の向上を目指し、中国地方の支店で働く新入社員が中心となって行った授業の様子をお届けします。

職場体験1日目

アイザワ証券周南支店に、住吉中学校の生徒3人を迎えて職場体験がスタートしました。

まずは自己紹介です。当日はオンラインで参加する社員もいましたが、明るく和やかな雰囲気で進行していきました。中には個性的な自己紹介をする社員もおり、生徒の皆さんの緊張もほぐれたようです。

次に「株式」や「投資」についての基礎的な講義を行いました。証券会社の職場体験に参加している皆さんなので、元々「お金」や「金融」というものに興味があったのでしょうか。真剣に授業を聞く姿勢が見受けられました。一方で、私たちも自作の紙芝居を用いるなど、中学生にも分かりやすい授業を意識し準備してきました。その甲斐もあり、講義後の感想で「分かりやすかった」や「金融に興味が湧いた」といった言葉を聞くことができほっとしました。

このように、午前の部では金融業界全体について学びました。座学が大半でしたが、非常に意欲的に講義に取り組んでいました。

午後の部ではアイザワ証券について詳しく知ってもらいました。アイザワ証券がどんな会社で、そこで働く証券マンはどんな1日を過ごしているのかなどをお話しました。実際には、証券会社の普段の仕事を中学生に体験してもらうことは難しく、どうしても講義形式になってしまいます。しかし、時には冗談を交えながら、リアルに伝えることができたのではないかと思います。

その後、支店内を見学しました。中学生にとっては馴染みのない証券マンが実際に働く姿を見ることができ、少しはイメージが湧いたのではないでしょうか。また、周南支店は西京銀行との共同店舗のため、行員の方にもご協力いただき、銀行内部の見学や銀行がどんな仕事をしているのかなどの話を伺いました。普段見ることのできない銀行窓口の裏側に入るなど、貴重な経験ができたと思います。実際に行員の方の話を聞いて、「金融」への理解度もより深まったようです。

1日目はこれで終了となりましたが、やはり座学中心になってしまったため難しい内容が多かったかもしれません。2日目は中学生の皆さんに実際に楽しんでいただき、かつ「証券会社らしさ」を体験してもらえるコンテンツを用意しました。

職場体験2日目

2日目は前日に学んだことを生かしつつ、実践的なプログラムを中心に体験をしてもらいました。

まず午前の部では、株式の仮想取引ゲームを行いました。「過去のある地点から100万円を株式に投資したら今は何円になっているのか?」をテーマに、生徒の皆さんには社員が選択した5銘柄に自由な配分で仮想投資してもらいました。また、配分を決めてもらう前には、今回講師役を務めた当社の新入社員5名が、それぞれ1銘柄ずつ会社の事業内容などについてプレゼンを実施しました。生徒の皆さんは実際の過去のチャートも見ながら投資の配分を真剣に考えてくれました。最終的に100万円は増えたのか、それとも減ったのか、非常にドキドキした結果発表になりました。

午後の部では、まず、周南支店と同じく西京銀行との共同店舗である新下関コンサルティングプラザをオンライン形式で紹介しました。現地でカメラを持って移動し、外観や内部を映しながら説明するなど、オンラインの特性を生かした遠隔地間の部店紹介となりました。生徒の皆さんにとっても新鮮味を感じてくれたのではないかと思います。

その後、今回の職場体験のメインとなる「TARA-REBA(タラレバ)」ゲームを実施しました。プレイヤーは生徒3名とオンライン参加の社員2名の計5名です。タラレバゲームは、すごろく形式を基本としています。一巡する毎に資産の保有タイプを「超安定」から「超積極」の5種類の中から選択し、各マスで起こるイベントによって資産が増減するといった、当社が考案した投資の疑似体験ができるゲームです。そして全員がゴールした際に、一番資産額が大きいプレイヤーが勝ちというルールとなっています。

ゲームは終始和気あいあいとした雰囲気で進行しました。各マスで起こるイベントでは保有のタイプによって資産の増減量が異なり、大きく資産が増えるイベントが起きた場面では非常に盛り上がりました。生徒たちもタラレバゲームを楽しんでくれた様子でした。

最後に、周南支店の支店長が今回の職場体験を総括しました。直接金融の担い手としての証券会社のあり方、そして将来に資産の運用やお金について困ったことがあれば、この職場体験を思い出してぜひ相談してほしいとお話しました。その際には私たち新入社員5名をはじめ、当社が全面的にサポートしたいと思います!

住吉中学校の生徒の皆さん、2日間の職場体験大変お疲れ様でした。当社の至らない点もあったのではないかと思いますが、真剣な姿勢で取り組んでいただきありがとうございました。今回の体験が少しでも自身の将来について考えるきっかけになれば幸いです。皆さんのこれからのさらなる成長・活躍を期待しています。

(文:周南支店 古川 真、芝 康太)

ライター

周南支店

アイザワ証券

周南支店

2021年2月、アイザワ証券旧下松支店が西京銀行周南支店内に移転し、共同店舗として周南支店をオープン。山口県周南市・下松市を主な営業エリアとしており、金融機関・教育機関連携にも注力している。地域・顧客密着型の営業に徹し、多様な金融商品を取り揃えお客様の幅広いニーズに応える。

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