金融特別授業 山口県立防府高等学校
2022.03.18 (金)
アイザワ証券では、地方創生の一貫として様々な地域の金融機関と提携し、セミナーや金融リテラシー教育、インターンシップ等の取り組みを行っております。
今回は3月2日に山口県立防府高等学校で実施した金融特別授業をご紹介します。
西京銀行にも協力いただき、3日間にわたって、証券会社と銀行の役割から経済循環、投資の考え方について学びました。
1限目 金融の役割
1限目の授業では、ゲストスピーカーに西京銀行の担当者を招き、銀行の役割について講義していただきました。
さすが!西京銀行。生徒の皆さんの知名度は抜群でした。
銀行は身近な存在ですが、実際にどんな仕事をしているのか、知らないことも多かった様子。
皆さんが預けたお金が、どのように使われ、経済の流れを作っているのか、分かりやすく解説していただきました。
続いてはアイザワ証券より証券会社の役割について講義しました。
残念なことに西京銀行とは異なり、アイザワ証券を知っていた生徒さんは数名でした。高校生にとって、証券会社は馴染みのない会社かもしれません。
普段、「株式」について考える機会はほとんどないかもしれませんが、周りにはたくさんの「株式会社」がありますね。講義では、まず株式の仕組みについて学びました。
2限目 資産形成と投資
2限目の授業では、これから起こりうる様々なライフイベントに備えて、どのような準備ができるかを考えていきました。
世の中はゆるやかにインフレへとシフトしています。インフレになるとお金の価値は下がっていきます。
インフレに負けない為には、お金をただ置いておくのではなくて、その価値を守り、また増やすことが必要になってくることを学びました。
さらにもう少し踏み込んで、単利と複利の違い、「72の法則」、長期の運用効果などについて解説しました。この授業では生徒の皆さんにも実際に計算してもらいましたが、短い時間の中で正解を導いていきました。
最後は、一番重要である投資におけるリスクについてです。様々なリスクに備えるために、適切な情報を手に入れ、それを自身で理解することが大切であると解説しました。
特別授業を終えて
アメリカでは、幼いころから学校で投資について学んでおり、国民の約7割が投資をしているというデータがあります。
日本でも、この度の法改正により、18歳から証券口座が開設できるようになりました。さらに、4月からは高校の家庭科の授業で「資産形成」の内容が必修化されました。
これからは自身のお金をより効率的に働かせ、将来に備えていく必要があります。アイザワ証券では、地域の学校や家庭と提携し、より多くの皆さんの金融リテラシー向上のお役に立てるよう、活動を続けていきたいと考えています。
この度の授業が、その一歩目を踏み出すきっかけになることができれば幸いです。
(執筆:アイザワ証券山口支店 畠中駿平)
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