【今月のたけぞう氏ピックアップテーマ】 グロース市場の有望銘柄を探る TOPIX見直しで注目の好業績銘柄5選
2026.05.25 (月)
5月20日現在、全市場の上昇率ランキング上位をみるとアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)、QDレーザ(6613)、パワーエックス(485A)と続きます。この3銘柄に共通するのが、グロース市場という事です。3社以外でもTerra Drone(278A)やVALUENEX(4422)、FIG(4392)などのグロース市場銘柄もあります。近年、同市場は低迷していましたが、5月11日に東証グロース市場250指数は852.92ポイントをつけ、実に約3年ぶりの高値となりました。また、5月19日に東証グロース市場の売買代金は今年最高の3358億円まで膨らみました。
グロース市場には今年注目されるイベントがあります。「新TOPIX」への採用基準の変更により、これまで対象外だったグロース市場の企業も新たにTOPIXの組み入れ対象に加えられる事です。TOPIX連動型の投資信託の運用資金は非常に大きいため、新規に組み入れられた銘柄には、買い需要が発生します。そうした背景もあります。
そこで、今回はグロース市場で業績が好調な企業を紹介します。
MTG(7806)
MTGは、美容ローラーの「ReFa(リファ)」やEMSトレーニング機器の「SIXPAD(シックスパッド)」などのブランドで知られる日本の健康・美容機器メーカーです。5月12日に決算発表を行い、2026年9月期の連結純利益が前期比26%増の100億円になる見通しを公表しました。主力ブランドのリファのほか、トレーニング機器のシックスパッドなどが好調でした。リファの美容ローラーが人気を集める最大の理由は、エステティシャンの「プロの技」を緻密な計算で再現し、自宅で手軽につまみ流す本格的なケアができる事が挙げられます。シックスパッドは、独自のEMS技術から誕生したトレーニング・ギアブランドです。電気刺激で筋肉をトレーニングする独自のテクノロジーを開発し「トレーニング&リカバリー」を通じて筋⾁を鍛え、健康をサポートします。家事や仕事をしながら鍛えられる事から人気が継続しています。
BuySell Technologies(7685)
BuySell Technologiesは、「着物、切手、古銭、ブランド品」などを扱う全国対応の買取サービスを行っています。迅速な査定と丁寧な接客、特に出張買取の利便性が高評価を得ています。5月14日に決算発表を行い、2026年12月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.2倍の50.4億円に急拡大を公表しました。通期予想も上方修正しています。リピーター創出施策や査定士の営業教育の成果により出張訪問あたり売上総利益は向上しています。また、今年3月には中国の吉奢礼(ブランド名はJUXI)と、中国、北米を対象とした海外販売事業の拡大に向けた基本合意書を締結しました。事業の拡大と海外展開の加速をしています。
上記2社はTOPIX採用候補にも挙げられています。
エクサウィザーズ(4259)
エクサウィザーズは、医療・介護などのヘルスケア、企業の人手不足や働き方・イノベーション創出、ロボット・製造、金融、スマートシティなどの超高齢社会に関連する様々な課題の解決に向けて取組みを進める企業です。5月12日決算発表を行い、2027年3月期の営業利益は前期比44.3%増の23億円に拡大する見通しを公表しました。10期連続増収となります。同社が提供する「exaBase 生成AI」は、国内トップクラスのシェアを誇る法人向け生成AIプラットフォームで、機密情報漏洩を防ぐ強固なセキュリティ環境下で、ChatGPTなど複数の高性能AIモデルを安全に業務利用できる特徴があります。
ABEJA(5574)
ABEJAは、企業のAI導入やDX支援を専門とする日本のAIスタートアップ企業です。4月14日に決算発表を行い、2026年8月期第2四半期累計の経常利益(非連結)は前年同期比33.2%増の3.8億円に拡大しました。通期も上方修正しました。同社は今年1月、防衛装備庁陸上装備研究所が公募した「視覚言語行動モデルの検証役務」に採択されました。ロボティクスや自動運転分野で研究が行われている視覚言語行動モデルについて、無人地上車両の自律走行ヘの適用可能性の検討を行います。
タイミー(215A)
タイミーは、働きたい時間と働いてほしい時間をアプリで直接マッチングする「スキマバイトサービス タイミー」を運営しています。物流業界向けに倉庫作業の請け負い案件が増加し、業績は好調に推移しています。労働者の不足が問題となっており、人手不足に悩む企業も今後増加する事も予想され、同社にとって追い風となりそうです。
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