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コリアインサイト 韓国ロボット産業の動向

2024.01.18 (木)

有進投資証券

成 承桓

コリアインサイト 韓国ロボット産業の動向

韓国ロボット産業の動向

昨年の2023年はロボット産業への関心が世界的に高まりました。韓国でもその流れは2024年も変わらずに続きそうです。ロボット産業は複数の分野に分かれており、今回はそれぞれの分野で活躍する韓国の企業をご紹介したいと思います。

世界では産業用ロボットを始め、配膳ロボット、人型ロボットなど多くのロボットが活躍しています。韓国でも人件費の上昇、少子高齢化を受けてロボット需要が高まっており、ソフトウェアや部品を手掛ける企業からリース会社、保険会社まで数多くの企業がロボット産業に携わっています。

こちらは斗山ロボティクスが手掛ける調理用ロボットです。フライドチキンを揚げたり、コーヒーを提供したりと飲食店などで使われています。

(出所:斗山ロボティクス)

こちらはレインボー・ロボティックスの四足歩行ロボットです。軍事、防犯、安全検査、消防、物流などで活用されます。機動性に優れており、複雑な地形でも動ける特徴があります。

(出所:レインボー・ロボティクス)

韓国国内の大手企業も成長産業としてロボットに注目しています。サムスン電子は身体に装着することで人の動きや生活を支援するウェアラブルロボット、LG電子は配膳ロボットを展開。現代自動車(ヒョンデ)は米ボストンダイナミクスを買収し、自動車製造ロボットに力を入れています。今年は新商品が公開される予定で、韓国のロボット産業は盛り上がりが期待されます。

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ライター

成 承桓

有進投資証券

成 承桓

全南大学卒業後 、 未来アセット証券 、 教保証券 、 SK 証券を経て 、 2008 年に有進投資証券入社 。 国際営業チーム 、海外事業 チーム 、 海外投資チームを 経て 、 2021 年よりマルチ金融チームで日本の不動産及び金融商品を 担当している 。趣味はランニングと映画鑑賞 。

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