インドネシア最新情報 バリ州、外国投資規制を強化 地元事業保護を優先
2025.11.25 (火)
バリ州、外国投資規制を強化 地元事業保護を優先
バリ州のワヤン・ コスター投資・下流化副大臣兼投資調整庁副長官のトドチュア・パサリブ氏との会談で、外国投資が地元住民の事業機会を奪っている現状を訴えた。外国人によるオートバイレンタル業や宿泊施設の運営、観光施設の許容量詐称、無許可の違法ヴィラの横行などを問題視する。
コスター知事は、外国投資を100億ルピア(約9700万円)以上に限定し、中小零細企業の分野を保護する方針を表明した。また、生産性の高い農地の転用禁止を徹底する。不正な投資を阻止するため、新たな回覧文書も発行する計画だ。
トドチュア副大臣は、すでに数百件の不正な投資家の許可を取り消したと説明。バリに特化した許認可サービスデスクを設置し、中央・地方政府の連携を強化すると述べた。両者は、バリへの投資がよりクリーンで秩序立ち、地元経済に直接利益をもたらすよう、厳格な管理体制を築くことで合意した。
※記事提供:インドネシアビジネス情報ニュースサイト:PAGiPAGiPOST(https://news.lifenesia.com)
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