ゲーム×株主優待3選!ゲームソフトやグッズがもらえる!?
2024.02.27 (火)
ゲームが好きかつ投資をする方にとって、ゲーム関連の株主優待は魅力的といえるでしょう。
投資は利益を得ることが目的ですので、株主優待目当ての投資は推奨できませんが「好きな業界だから興味を持ち、調べた結果株式を購入した」という投資家も存在します。
本記事ではゲームを制作する企業2社と、ゲームの流通に携わる会社と株主優待を紹介していきます。
アニメ制作会社の株主優待3選
- 株式会社KADOKAWA
- 株式会社コーエーテクモホールディングス
- 株式会社ハピネット
1.株式会社KADOKAWA(東京証券取引所・プライム)
株式会社KADOKAWAは、出版・ゲーム・映像コンテンツなどのエンターテイメント事業が中心ですが、近年教育分野の事業も展開中です。
ゲームは、ソフトウェアやオンラインゲームの企画・開発・販売などをグループ会社が手がけています。
ゲーム関連の主なグループ会社は、株式会社Gotcha Gotcha Games、株式会社スパイク・チュンソフト、株式会社フロム・ソフトウェアの3社です。
株式会社スパイク・チュンソフトの前身であるチュンソフトは、過去に「かまいたちの夜」「風来のシレン」などを世に送り出してきました。
フロム・ソフトウェアの提供するアクションRPG「ELDEN RING」は、全世界の累計出荷本数が2,000万本を超え大ヒットを記録しました。
「陰の実力者になりたくて!」など自社作品を元にしたゲーム開発にも積極的に取り組んでいます。
KADOKAWAの株主優待は、継続保有年数や保有株式数に応じて贈呈されるポイントを利用して、株主がカタログから好きな自社商品・サービスなどを選ぶ仕組みです。
フロム・ソフトウェアの提供するアクションRPG「ELDEN RING」は、全世界の累計出荷本数が2,000万本を超え大ヒットを記録しました。
「陰の実力者になりたくて!」など自社作品を元にしたゲーム開発にも積極的に取り組んでいます。
KADOKAWAの株主優待は、継続保有年数や保有株式数に応じて贈呈されるポイントを利用して、株主がカタログから好きな自社商品・サービスなどを選ぶ仕組みです。
※保有株式数は毎年3月31日の当社株主名簿に記載されている株式数を基準とする
出典:株式会社KADOKAWAホームページより
2023年度にカタログに記載されている商品は、書籍・コミック・ゲームソフト・アニメのDVDやブルーレイ・キャラクターグッズなどがあります。
映画鑑賞ギフト券、ところざわサクラタウン共通商品券とも交換が可能です。
直近5年間のチャートは以下の通りです。
株価の52週レンジ(2024年1月29日時点)は、2,370~3,587円です。
2.株式会社コーエーテクモホールディングス(東京証券取引所・プライム)
株式会社コーエーテクモホールディングスはゲーム・グッズ販売・漫画やアニメなどのメディアミックスといったエンターテイメント事業、スロット・パチンコを中心としたアミューズメント事業、不動産運用・管理などを手がけています。
株価は過去52週1,529~2,540円の間で推移しています。
ゲームは「信長の野望」「三國志」「仁王」シリーズ、アトリエシリーズ、オンラインゲーム「大航海時代 Online」などを開発・提供しています。
任天堂株式会社の「ファイアーエムブレム」シリーズ、株式会社スクウェア・エニックスと「ファイナルファンタジー」シリーズなど他社とのコラボレーションにも積極的です
株主優待は、毎年3月31日現在の当社株主名簿に記載された自社株式1単元(100株)以上保有の株主が対象です。自社のゲームソフトが保有株式数に応じて贈呈されます。
出典:株式会社コーエーテクモホールディングスホームページより
専用サイトにログインし、新作商品・発売済み商品の両方を購入できます。
例えば保有株式が100株の場合、新作商品1本と発売済み3本を購入可能です。ダウンロード商品は対象外です。
3.株式会社ハピネット(東京証券取引所・プライム)
株式会社ハピネットの主な事業はゲーム、玩具、映像・音楽ソフトなどの企画・製作・販売などです。
国内で発売されている家庭用ゲーム機を、中間流通企業として唯一取り扱っているという強みがあります。
任天堂の家庭用ゲーム「Switch」などのゲーム本体だけではなく、スーパーマリオブラザーズシリーズ・あつまれどうぶつの森・Minecraftなどのソフトウェア・グッズも販売しています。
玩具自動販売機の設置・運営や、アミューズメント施設用の商品販売など法人向けの事業も展開しています。
株主優待の内容は以下の通りです。
優待カタログに掲載されている商品は、玩具やゲームソフト、DVD・ブルーレイなどです。
株価の52週レンジは1,790~2,890円です。
※上記は「関連銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
まとめ
今回取り上げた3社は全てプライム市場に上場されており、コーエーテクモホールディングスとハピネットは株価が1,000円台後半から2,000後半、KADOKAWAは2,000円台前半から3,000円台後半で価格帯が近似しています。
気になる方は企業のホームページにあるIR情報で有価証券報告書などを参考に、検討していきましょう。
記事提供:DZHフィナンシャルリサーチ「いまから投資」(https://imakara.traders.co.jp/)
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