いまさら.com 逆イールドって何?
2022.04.06 (水)
逆イールドって何?
最近の株式市場の話題は米国債券市場における逆イールドだ。逆イールドは短期金利の利回りが長期金利の利回りを上回ることである。
金利は通常、短期金利の利回りは長期金利の利回りを下回る。この逆となる状態なので逆イールドと呼ばれる。
景気が過熱すると物価高(インフレ)となるために、利上げの必要が生じる。基本、政策金利の引き上げに短期金利、長期金利ともパラレルに移動するが、短期金利は足元の景気、長期金利は今後の景気を反映するため、上昇ピッチが異なる場合もある。
足元の逆イールドは短期金利は物価高から政策金利の引き上げを織り込み上昇、長期金利は金利の引き上げが景気減速となる可能性を織り込むことで発生している。簡単にいうと、長期債は将来の利下げの可能性を織り込み始めているという訳だ。
グラフは2000年からの短期金利(2年債利回り)と長期金利(10年債利回り)の推移だが、過去にも逆イールドが発生していたことが分かる。
(執筆:市場情報部 横山 泰史)
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