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マーケットのミカタ 日本株は上昇を期待させるチャートを形成

2023.03.08 (水)

アイザワ証券

投資顧問部

マーケットのミカタ 日本株は上昇を期待させるチャートを形成

日本株は上昇を期待させるチャートを形成

日本株はボックス相場を上抜ける兆しが見える

2023年に入ってから日本株は上昇基調が続いており、日経平均株価とTOPIXはそれぞれ節目の28,000円と2,000ポイントを超えてきました。まずは両指数のチャートを見てみましょう。

両指数のグラフを見ると、2022年から日本株はボックス相場で推移してきましたが、特にTOPIXは足元でボックスの上限を上抜けつつあることが分かります。

これまでは2,000ポイント付近まで上昇すると反落する状況が続いていましたが、今後2,000ポイントを上回る水準での推移が続けば、投資家の日本株に対する見方が変わり堅調に推移していくことが期待できます。

バリュー株や高配当銘柄の優位性はまだ続くか

2022年に入ってから割安な銘柄や高配当銘柄の優位性が足元まで続いています。まずはグロース株、バリュー株、高配当銘柄指数のそれぞれの推移を見てみましょう。

グラフを見ると、成長期待が高く株価が割高な傾向があるグロース株は2022年に入ってから低調な一方、バリュー株や高配当銘柄は堅調な推移が続いていることが分かります。

日本株に対する国内外の投資家の見方が変わり全体的な割安さが修正されていくとすれば、バリュー株や高配当銘柄の上昇継続に加えて、シクリカル銘柄(景気変動の影響を大きく受ける銘柄)の割安株などにも物色が広がっていくことが期待できます。

  • 当記事は、アイザワ証券のラップサービスの一つ「スーパーブルーラップ」のファンドマネージャーである三井郁男が作成したレポートを、添田恭平が再構成したものです。
  • 「スーパーブルーラップ」の詳細はこちらから

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ライター

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投資顧問部

ラップ事業を営む部署。ラップとは顧客と投資一任契約を結び契約資産を運用・管理するサービス。運用パフォーマンスを付加価値として提供する専門のファンドマネージャー等が在籍している。当社では投資信託で運用するファンドラップ、日本株で運用する株ラップをラインナップとして提供している。

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