旧正月シーズン、食肉も安定供給

農業農村開発省の家畜局によると、豚肉や家きん肉の消費は年末から旧正月シーズンにかけてわずかに上昇する見込みだ。年初10カ月では、飼養頭数および生産量は前年同期比2～4％増と安定しており、年末から2024年年初にかけて飼養頭数は伸びる見込み。

経済の回復にともない、直近の数カ月では、食肉や卵、乳製品の消費もV字回復している。今後は年末から旧正月シーズンにかけて需要が各月とも前年同期比で10～15％増となる見込み。安定供給するためには防疫対策が要となる。

年初10カ月において、養豚場で疫病の発生は22の省・中央直轄市で、処分した豚は1万8000頭。ランソン省やソンラ省、カオバン省、ダクラク省などでは深刻な状況が続いた。家族経営の農場が多く、疫病予防やバイオセーフティ面の要件を満たしていないケースが多いことから、アフリカ豚熱コレラの再流行の危険性は高いという。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vietexpert.jp）
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