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ベトナム現地情報2022年8月号より マーケット概況 プレイバック7月のベトナム市場

2022.09.02 (金)

ベトナム現地グループ会社

Japan Securities Co., Ltd.

ベトナム現地情報2022年8月号より マーケット概況 プレイバック7月のベトナム市場

プレイバック・7月のベトナム市場

薄商いの中、VN指数は上向く

7月の株式市場では持ち直しの動きが見られます。VN指数は3か月連続で下げていましたが、7月はプラス圏を維持しました。

好調だった要因の一つに内部要因が挙げられます。6月末に発表された2022年第2四半期のベトナムの実質GDP成長率は、海外からの入国制限の緩和などを追い風に前年同期比7.72%と高い数値を示しました。またインフレ状況を表す消費者物価指数(CPI)は足元で上昇していますが、7月は前年同月比3.14%と政府目標である4%以下に抑えられました。

さらに第2四半期の決算発表が本格化しており、決算の良好な企業に買いが入り、指数の上昇を支えました。

国内の個人投資家は4か月ぶりに買い越しました。一方で、直近買い越しが続いていた外国人投資家は売り越しに転じました。また出来高は引き続き低迷しており、ホーチミン取引所の1日の平均売買代金は前月比20%減の11兆6,295億ドンにとどまりました。

22年目のベトナム証券市場

今から22年前の7月28日は、ホーチミン取引所で初めて株式が取引された日です。上場銘柄は当初ホーチミン市場の2銘柄だけでしたが、現在ホーチミン、ハノイ、UPCoM市場には1,600銘柄が上場しています。証券取引口座数は今年600万口座を超え、ベトナムの証券市場のさらなる広がりを感じさせます。

マーケットデータ

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ライター

Japan Securities Co., Ltd.

ベトナム現地グループ会社

Japan Securities Co., Ltd.

アイザワ証券グループは、ベトナムの証券会社「Japan Securities Co., Ltd.(ジャパン・セキュリティーズ・インコーポレイテッド)」を2018年に子会社化。ベトナムの経済成長や、株式取引における規制緩和などを背景に、ベトナム株式投資に対する関心が高まっており、情報提供の強化や利便性の向上を図っている。

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