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ベトナム最新情報 【ベトナム時事ネタ帳】外国人旅行客の受け入れ再開 フーコック島民はいま何を思う

2021.11.16 (火)

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ベトナム最新情報 【ベトナム時事ネタ帳】外国人旅行客の受け入れ再開 フーコック島民はいま何を思う

【ベトナム時事ネタ帳】外国人旅行客の受け入れ再開 フーコック島民はいま何を思う

あらゆる業界において事実上の業務凍結状態をもたらしたパンデミック。とりわけ観光業が受けた影響は甚大だ。

ワクチンパスポートを適用する最初の先進的事例として、今年11月よりフーコック島にて外国人旅行客の受け入れが再開されることとなった。今後フーコック島は、第一段階で3000〜5000人、第二段階では5000〜10,000人の観光客を受け入れる予定だ。勿論、感染拡大防止策として、ワクチン2回接種済であること、比較的安全性が高い国からの観光客を優先的に受け入れる等の規制も設けられている。

旅行者にとっては待ちに待っていた朗報ともいえるが、同時に、この実験的試みに不安や恐れを感じている地元民がいることも配慮したい。未だワクチン接種できておらず、感染リスクの拡大を恐れる人々がいるのもまた現状である。

島内の集団免疫を早期に高めて島内の人々を守るよう、ワクチン確保の支援など、企業単位での努力も必要ではないかとの声もある。世界規模で見ても感染状況は依然として流動的であり、今回の外国人旅行客受け入れが、フーコック島だけでなく広範囲においてリスクを生む可能性も懸念される。

今後段階的に規制を緩和。2022年の夏頃には安全性も高まり、人の流れも活発化するであろうと予測されている。賛否両論あるものの、感染拡大防止策を取りながらの政策の移行は当然の動きと受け止め、観光業再開を支持する声は多い。先陣を切って外国人旅行客の受け入れを再開したタイやモルディブの例を踏まえながら、この再開を通して多くを学ぶことがフーコック島に期待されている。

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT
https://vetterbusiness.com/

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ベトナムでウェブメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)によるベトナムビジネス情報サイト。姉妹紙に『週刊ベッター』などがある。なお、『週刊ベッター』は2010年創刊の無料週刊誌で、現地で最も認知度の高い日本語紙媒体である。発行部数は1万部で、ハノイ、ホーチミン市を中心に主要施設やレストラン等に設置されている。

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