中秋節商戦「月餅の祭典」到来!今年はどんな変わり種月餅が登場?

毎年旧暦8月15日は中秋節。今年は9月29日が中秋節にあたる。中秋節までまだ数週間あるものの、市場にはすでにユニークな月餅が出回っている。

カフェチェーン「Cộng Cà Phê」は、カフェらしくベトナム風ラテ(バックシウ)とココナッツミルクを合わせた「バックシウ月餅」を発売。その他にも赤いドラゴンフルーツを練り込んだ爽やかなピンク色の月餅皮で濃厚なチーズフィリングを包んだ「チーズケーキ・ドラゴンフルーツ月餅」、月餅の餡にトムヤムクンの独特の酸味とスパイシーな味を組み合わせた「トムヤム海鮮月餅」など、創意工夫あふれる組み合わせで人々の興味を引いている。

ABCベーカリーも負けじと様々なフレーバーの月餅を販売しているが、なかでも目を引くのは、淡いピンク色が美しく「桃色の海の花びら」とも呼ばれる、桜えびを餡に混ぜた「桜えび入り月餅」。自然な甘みと高い栄養価を維持するために、特別に加工した桜えびを使用。伝統的な餡に絶妙な配分で混ぜ合わせて新しい味を生み出した、と同社は説明する。また伝統的なベトナムの朝食であるもち米を詰め込んだ月餅も登場。月餅皮のサクサクした歯応えともち米の柔らかい食感のコントラストが面白いと評判だ。

今年の中秋節には、各社とも例年以上に美しいデザインと独特の風味を誇るさまざまな月餅を販売し、中秋節に彩りを加えてくれるであろうと、消費者の期待も大きい。デザインも味も斬新な月餅が続々と登場し、新しい体験をもたらしてくれそうだ。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vietexpert.jp）
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています。

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