砂資源が枯渇

メコンデルタ地域では、建設用の砂需要が急増しているが、各地で深刻な砂不足が発生している。

天然資源環境省の地質鉱物資源局によると、同地域では、2020～2029年期に砂の採取案件が58件認可されている。埋蔵量約6700万立方メートルに対し、年間採取量は約1400万立方メートルの計画だ。

そのうち2023～2026年期には、埋蔵量約2600万立方メートルに対し、交通インフラ建設だけでも約9000万立方メートルの砂が必要で、供給率は約29%にとどまる。具体的には、高速道路6本の建設で約5400万立方メートル、さらに2023～2024年には省級の交通案件で約3600万立方メートルの砂が必要となる。

これらのほかにも、メコンデルタ地域やホーチミン市、南東部などで、民間案件などで砂の年間需要は数億立方メートルにおよぶという。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vietexpert.jp）
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています。

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