ゼロから学べるアイザワ投資大学

会員登録(無料)

記事検索

ベトナム

ベトナム最新情報 【VN時事ネタ】ハノイ初の電気バス運行開始 環境にも人にもやさしい交通手段に市民は大満足

2021.12.15 (水)

ベトナム

VIETEXPERT

ベトナム最新情報 【VN時事ネタ】ハノイ初の電気バス運行開始 環境にも人にもやさしい交通手段に市民は大満足

【VN時事ネタ】ハノイ初の電気バス運行開始 環境にも人にもやさしい交通手段に市民は大満足

12月2日ビンバス(Vinbus)社がハノイ市内では初となるE01E03E05線の3つの電気バス路線を開通。導入される電気バスは合計48台。毎日午前5時から午後9時まで、1520分間隔で運行される。

運賃は7,0009,000 VND、月額定期券は5万5,00020VND。高齢者、障害者、6歳未満の子供、生活保護世帯の人などは無料で利用可能。各車両には、カメラ、ドライバーの眠気防止装置、電子情報掲示板、USB充電ポートならびに無料wifiが搭載されている。切符の他、Napasを利用したeチケットでも乗車可能だ。

使用するのは同じくビングループの傘下にあるビンファスト社製のベトナム初の電気バス。クリーンエネルギーを使用し、有害排出物と騒音を大幅カット。自動システムで運転車両の監視や走行制御を行っており、危険リスクも削減。車高調整装置もあり、高齢者、子供、障害者、妊婦なども楽に乗降車できる。

電気バスの開通は、消費者需要に合わせた環境に配慮した公共交通機関の提供という目標を掲げた政府の取り組みのひとつ。今回試行運転が開始された3路線に加え、2022年にはさらに6路線を開通予定だ。「静かで臭いもなく、キャッシュレスで利用できるのも嬉しい」「新しく清潔な車両が快適」など、人々の反応も上々だ。

将来的にハノイ市内のバス全車両を電気バスに変更し、大気汚染と騒音を緩和しつつ便利で安全性の高い公共交通機関が確立されること、またそれにより自家用車の利用数が減少し交通状況と環境が改善されることを望む声も多い。ホーチミン市でも電気バス路線の開通が待ち望まれる。

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT
https://vetterbusiness.com/

ご留意事項

金融商品等の取引に関するリスクおよび留意点等

お客様にご負担いただく手数料について

免責事項
本資料は証券投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終決定は、お客様ご自身による判断でお決めください。本資料は企業取材等に基づき作成していますが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。結論は作成時点での執筆者による予測・判断の集約であり、その後の状況変化に応じて予告なく変更することがあります。このレポートの権利は弊社に帰属しており、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。

ライター

VIETEXPERT

ベトナム

VIETEXPERT

ベトナムでウェブメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)によるベトナムビジネス情報サイト。姉妹紙に『週刊ベッター』などがある。なお、『週刊ベッター』は2010年創刊の無料週刊誌で、現地で最も認知度の高い日本語紙媒体である。発行部数は1万部で、ハノイ、ホーチミン市を中心に主要施設やレストラン等に設置されている。

合わせて読みたい

このカテゴリの他の記事

ベトナム ベトナム最新情報 HCM市、工業団地を保持

ベトナム最新情報 HCM市、工業団地を保持

2023.12.16 (土)

ベトナム ベトナム最新情報 9か月間バイク売上台数 ASEANで2位

ベトナム最新情報 9か月間バイク売上台数 ASEANで2位

2022.11.01 (火)

ベトナム ベトナム最新情報 3月の自動車販売台数が回復、前年同月から17%増

ベトナム最新情報 3月の自動車販売台数が回復、前年同月から17%増

2022.04.21 (木)

ベトナム ベトナム最新情報 健康志向、旧正月ギフトにも

ベトナム最新情報 健康志向、旧正月ギフトにも

2022.01.03 (月)

人気記事

アイザワ証券公式SNSアカウント