サイゴン街角銘柄散策

今回はハノイから足を延ばしてベトナム南部の大都市、ホーチミン市（サイゴン）で見つけた銘柄を紹介していきます。

ホーチミン市（サイゴン）とは

ホーチミン市はベトナム南部に位置する国内最大の経済都市です。およそ900万の国内最大の人口を抱える大都市には、その消費需要を取り込むために多くの日系企業（ファミリーマート、高島屋、サッポロビール、資生堂など）が進出しています。

今回はホーチミン市に事業所を置く格安航空会社のベトジェットエア、そしてそのベトジェットにジェット燃料を供給している石油元売り最大手のペトロリメックスについて紹介していきます。

ホーチミン市は、世界有数の大都市です。

歩く、そして現地を知る

ホーチミン市の街は、ベトナム戦争を経て多くの建物が消失しました（①フランス統治下の建物も一部残っています）。昔ながらの建物や道が残るハノイとは対照的に真新しい建物が立ち、市中心部では②建設ラッシュが進みます。

また行政区画の1区にはZARAやH&Mのベトナム第一号店が入ったことで有名な③ビンコムセンターがあります。

さらに川を挟んで隣接するトゥードゥック市では不動産開発が進んでおり、特に1区に近い④トゥーティエム地区では湿地帯を開発し、金融都市を目指しています。ハノイ市と同様に都市鉄道である②⑤メトロの建設（日本が協力）も進んでいます。

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