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ベトナム最新情報 【ベトナム時事ネタ帳】オミクロン株拡大の影響はいかに 定期国際線再開は計画通り進むか

2021.12.08 (水)

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ベトナム最新情報 【ベトナム時事ネタ帳】オミクロン株拡大の影響はいかに 定期国際線再開は計画通り進むか

【ベトナム時事ネタ帳】オミクロン株拡大の影響はいかに 定期国際線再開は計画通り進むか

貿易振興機構佐々木理事長ならびに企業、銀行の代表らは11月末、日本公式訪問中のチン首相を迎えてのカンファレンスを開催。ベトナム日本便の再開を含む多くの課題が提議された。ベトナム発着の定期国際便の再開については、以前交通運輸省が3段階で通常運転に移行する計画案を提出している。

第一期は2022年第1四半期に開始予定。中国、香港、日本、韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、ラオス、カンボジア、フランス、ドイツ、ロシア、英国、オーストラリア、及びその他の安全な地域への定期便運行を再開。十分なワクチンを摂取済みの乗客は、有料の隔離施設で7日間、ワクチン接種が不十分な乗客は、同施設で14日間の隔離が必要となる。

第二期は同年第2四半期に開始予定。対象となる地域はニーズに応じて調整。各対象地域との間で週7便、運行予定だ。ワクチンパスポートを有する乗客は、3〜7日間の自宅隔離のみ。ワクチンパスポートを持たない乗客は、有料の隔離施設での14日間の隔離が必要となる。

第三期は同年第3四半期に開始予定。対象地域のニーズに応じて通常通りの国際線運航が開始される。

国際定期路線再開の最大の課題は、乗客の隔離だ。在外ベトナム人の大半は隔離規則に反対。帰国はしたいがワクチン接種、PCR検査、有料の隔離、高額の航空券という多くの障害を超えてベトナムに帰国するのは厳しいのが現状だ。

さらに現在新たな懸念を生んでいるオミクロン株の拡大が、国際線再開計画に影響を与える可能性も。ベトナム人留学生や技能実習生の日本入国許可も延期された。状況は依然として複雑であり、多くの国の景気回復を困難にしている。

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT
https://vetterbusiness.com/

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ベトナムでウェブメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)によるベトナムビジネス情報サイト。姉妹紙に『週刊ベッター』などがある。なお、『週刊ベッター』は2010年創刊の無料週刊誌で、現地で最も認知度の高い日本語紙媒体である。発行部数は1万部で、ハノイ、ホーチミン市を中心に主要施設やレストラン等に設置されている。

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