就労ビザの申請困難が8割

在ベトナム欧州商工会議所（EuroCham）は、第2四半期のビジネス気候指標（BCI）を公表した。調査対象は企業約1300社。BCIは前期の43.5ポイントから4.5ポイント下落した。多くの企業は課題があるとしながらも、ベトナムは依然として魅力的な投資先と評価している。

具体的には、「第3四半期に対越外国直接投資（FDI）も増加する」と答えた企業は全体の48％で、欧州企業の3分の1超がベトナムを投資先のトップ5に挙げている。「経済の安定や改善が見込める」は前期比2％増、「ビジネスの見通しは明るい」は前期比9％増。欧州企業にとっては、行政手続きの改善や、高度スキル人材の充足は企業の成長にとって重要ポイントとなっている。一方で、外国人労働者の就労ビザ、労働許可証の取得では企業全体の約80％、また外国人労働者の雇用申請関連では約50％が困難だと回答した。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vietexpert.jp）
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