製造業が回復、輸出増に期待

商工省によると、2021年の貿易総額は約6,000億米ドルの見込みだ。

同省輸出入局によると、10月上期の貿易額は約260億米ドルで、そのうち輸出額は約131億6,000万米ドル、輸入額は約130億米ドル。

また年初から10月15日までの貿易額は約5,100億米ドルで、そのうち輸出は約2,540億米ドル、輸入は約2,565億米ドルで、約24億5,000万米ドルの貿易赤字となった。

貿易収支は第2四半期から赤字に転じたが、赤字額は減少傾向にあり、8月の貿易赤字額は約1億米ドルとなった。貿易収支は、製造・流通業の回復にともなう輸出の促進など、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の予防対策と密接な関係にある。

商工省によると、今後、COVID-19の感染状況に大きな変化がなければ、第4四半期には南部地域の企業で輸出増となり、貿易収支が黒字に転じる可能性も秘めているという。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vetterbusiness.com/）

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