ベトナムの輸出は1月に42%増加、農林水産業と加工産業がけん引

ベトナムの輸出は1月に336億米ドル近くに達し、前年同期比42％増加し、2022年4月以来の最高水準となった。産業貿易省の報告書によると、輸出の急増は主に農林水産業と加工産業が牽引しており、それぞれ97％近く、38％近く増加した。携帯電話と部品の輸出も1月に56％以上増加し、60億ドル近くとなった。ベトナムの農産物は好調な輸出実績を維持し、コーヒー価格は前年比35％以上、米価格は33.5％上昇。

米国は依然としてベトナム最大の輸出市場であり、96億ドルの輸入を記録している一方、中国、EU、ASEANなどの伝統的な輸出市場も成長を見せている。1月のベトナムの輸入総額は306億ドルを超え、中国は依然として110億ドル近くでベトナムへの最大の輸出国である。商工省は、輸送コストの上昇と世界での政治的緊張の高まりにより、今年の輸出は困難になると予想。同省は、商品の不足や供給の混乱を避けるため、国内消費の刺激、生産の促進、市場の動向の監視に重点を置く計画だ。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vietexpert.jp）
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