豚足、豚タンなど輸入増

農業農村開発省の畜産局は、市場調査会社のAgroMonitorのデータを元に、豚肉の輸入状況についてレポートを公表した。

それによると、2022年におけるチルド豚肉、冷凍豚肉の輸入量は前年同期比29.8%減の約11万4123トン、輸入額は同33.6%減の約2億4935万米ドルにとどまった。上半期の輸入量は前年同期比8%減の約4万1483トン。主な輸入先は、ロシア、オランダ、ドイツ、スペイン、ポーランド、カナダなどとなっている。

一方で、豚足や豚耳、豚鼻、豚タンなどの副生物の輸入は同78%増の約4万6070トンと大幅に伸びた。これらの正規輸入のほかにも、ここ最近では、中国やタイ、カンボジアから食用豚が密輸されている。これは、ベトナム産の豚の価格が周辺国より高いことも起因している。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vietexpert.jp）
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています。

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