ビナテックス、第1四半期は144.2％増収確保

ベトナムの国営ベトナム繊維・衣料グループ（ビナテックス）はこのほど、同社の2022年第1四半期（1～3月）の売上高が5兆1500億ドン（約2億2426万米ドル）超となり、前年同期から144.2％拡大したと明らかにした。これは通年目標の28.5％に当たるという。

ビナテックスの第1四半期の税引き前利益は376兆7000億ドン（約1640万米ドル）となった。

ビナテックスの業績の好調は、繊維と衣料品の両部門の業績が共に堅調だったため。繊維部門の業績は前年同期から139％、衣料品部門の業績は167％それぞれ伸びた。

ビナテックスは「今回の業績は、新型コロナウイルスの制御が上手くいき、2021年の受注分を発送できたことが大きい。さらに受注が増えたほか、綿花のコストや労働コストが安定していることも奏功した」と説明する。

ビナテックスは2022年はデジタル化を押し進め、事業の効率化を図る意向だ。

※記事提供：ベトナムビジネス情報ニュースサイト：VIETEXPERT（https://vetterbusiness.com/）

ご留意事項

金融商品等の取引に関するリスクおよび留意点等

お客様にご負担いただく手数料について

免責事項
本資料は証券投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終決定は、お客様ご自身による判断でお決めください。本資料は企業取材等に基づき作成していますが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。結論は作成時点での執筆者による予測・判断の集約であり、その後の状況変化に応じて予告なく変更することがあります。このレポートの権利は弊社に帰属しており、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。