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ベトナム最新情報 【VN時事ネタ】現行の感染拡大対策措置は十分or不十分?テトの帰省はどうする?

2022.01.04 (火)

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ベトナム最新情報 【VN時事ネタ】現行の感染拡大対策措置は十分or不十分?テトの帰省はどうする?

【VN時事ネタ】現行の感染拡大対策措置は十分or不十分?テトの帰省はどうする?

旧正月テトまであと1ヶ月余り。テト期間中の航空券や電車乗車券の販売が開始されたが、新型コロナウイルスの影響が続くなか多くの人が帰省するか否か決めかねている。

ホーチミン市が新型コロナウイルス第4波のピークにあった7月中旬から9月末、何万人もの人々が感染を避けるためにホーチミンからバイクで故郷に帰った。仕事のために市内にとどまった残りの人たちも皆一斉にテトに帰省するだろうと思われたが、航空券や電車乗車券の予約状況は予想に反している。

その理由は主に2つ。まずは異なる地域間を移動する人には隔離が必要となること。現在多くの地方自治体は、ホーチミン市を含む南部の州など、感染数の多い地域から戻る人々に最低7日間の隔離を求めている。テトの連休だけでは隔離に十分な日数を確保するのが難しく、家族と一緒にテトを祝うことを諦める人が多い。

もう一つは感染拡大への不安。ほとんどの人がワクチン接種を受けていないか、受けたばかりの状況の故郷に、気付かずにウイルスを持ち帰ってしまうのではないかという懸念がある。また新型コロナウイルスの流行によるこれまでの経済的負担を相殺するために、通常の2〜3倍の給料が支払われるテトの期間に市内に残り稼ぐという選択肢を選ぶ人も多い。

30名を対象にアンケート調査したところ、回答者の50%以上が帰省すると回答。パンデミックが始まってから2年以上経過する今、多くの人が帰省を楽しみにしているのは理解できる。帰省を決めた人々は、隔離期間を考慮し家族との十分な時間を確保できるよう、また余裕を持って健康観察期間を終え、田舎の親戚や友人を安全に訪ねられるよう計画を立てている。

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT
https://vetterbusiness.com/

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ベトナムでウェブメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)によるベトナムビジネス情報サイト。姉妹紙に『週刊ベッター』などがある。なお、『週刊ベッター』は2010年創刊の無料週刊誌で、現地で最も認知度の高い日本語紙媒体である。発行部数は1万部で、ハノイ、ホーチミン市を中心に主要施設やレストラン等に設置されている。

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